冬の氣と人間の関係

今年の立冬は11月7日でした。
今日は冬の氣と人間の関係のお話です。

立冬から立春までの3ヶ月を、
閉藏(へいぞう)と言います。
秋に収穫したものを、蔵の奥深くにしまい込み、
堅く門戸を閉ざすという意味です。

虫や熊も土の中に潜り、草木も葉を落として
静かに春を待つイメージです。

自然界は夏と正反対の陰気が支配し、
万物は動きを止め、春を待つ時期です。

一日の内では、心も体も動きを止め、
安眠の時間帯に相当します。

気持ちも内向きにして、
じっくりと温めるようなイメージです。

冬は、激しく動いて発汗などして、
身体の陽気を乱してはいけません。
冬は、早寝遅起きし、太陽の陽気が
天地に生じ始めてから起きるようにします。

精神的にはすべて内部に秘めるような、
内に向かうような心持で過ごすのが良いです。

肉体的には、寒さを避けて保温に心掛け、
労働や運動などによって、
陽気を奪ってはいけません。
 
種のように堅く殻を閉じ、春の発芽に備えて
精気を内部に充実させるのが、
冬の過ごし方です。

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