湿熱のお話し。

 

体質をタイプ別にお話します。
気虚、気滞、お血、湿熱の4タイプ

今日は前回の続き、湿熱タイプのお話です。
体内にたまり過ぎた不要な「水」と「熱」が、
気や血のめぐりを邪魔して、様々な不調が起こっている状態です。

<症状>
水分を多く摂る、食欲旺盛、
味の濃いもの、脂っこいもの、カロリーの高い物が好き
暑がりで汗っかき、髪が薄い、吹き出物が多い、
傷や湿疹が化膿しやすい、体格がよく皮膚もつやが良い
尿は量、回数も多く、時に濁ったり、
排尿時に違和感を感じる、
便は形がなく粘り気があり、
匂いが強く排便後もすっきりしない、
おならが多く匂いが強い
「水」は体を冷やして潤し、
「熱」は体を温めて活動させる物質です。
これら二つがどちらも増えすぎると、
ドロドロと気血水の流れを悪くします。
この状態を「湿熱」と呼びます。
湿熱はたまった場所で悪さをします。
関節に湿熱がたまると熱を伴って痛みます。
皮膚表面では吹き出物が化膿し、
膀胱にたまれば排尿時に痛みや熱感を伴い、
大腸では泥状便となります。
男性の場合は、性機能に影響を及ぼす事もあります。

<対策>
湿熱タイプの人は、基本的に食べすぎ・飲みすぎです。
食事内容の見直しと、体内に溜まった
湿熱を消費することが大事です。
食事は、全体の摂取量を減らすことが必要です。
味の濃い物、脂っこい物、カロリーの高い物、香辛料、
アルコール類や水分など、
特に「湿熱」を生み出しやすい食品の割合を減らしましょう。
積極的に運動をして、溜まった湿熱を消費することも重要です。
湿熱タイプの人にはサウナは良くありません。
サウナで汗となって出る水は
「津液(しんえき)」と呼ばれる体に必要な水。

サウナで必要な水が減ってしまうと、湿熱を生みます。
膀胱経のかっさにより気血水の流れを改善しましょう。

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