花粉症

春は厳しい寒さから体も心も解放され緩む季節ですね。
しかしこの季節は特に花粉症でお悩みの方も多いです。

今日は花粉症のお話をしますね。

花粉症

中医学的に花粉症に関係する臓腑
肺を中心にして働く臓腑が弱まると
アレルゲンが侵入しやすい身体の状態を作ります。
【肺】肺は全身の皮膚表面を守る気を主る働きと、
全身に水液を散布する働きを主っていますが、
その働きが弱まってしまうと、皮膚表面 (鼻などの粘膜も含む)から
アレルゲン(花粉症の場合は花粉)が侵入します。

【脾】 脾は、気血を生成し肺に送り、
肺から全身に散布させるという働きを主っています。
脾の機能が弱ると、肺の働きにも影響を与え、
身体がアレルゲンに侵入されやすい状態になります。

【腎】腎は呼吸の吸気に関与していて、
深く息を吸えるのは、この腎納気の作用により、
清気を肺から腎へ送る働きがあるからです。
また、肺の粛降作用により下へ送られた気は、
腎の下へ引き寄せる作用により集められます。
気だけではなく、血水も集まります。
この納気作用が弱くなると、肺による吸気作用だけでは、
深くは吸い込めず、浅い呼吸になり、
清気をうまく取り入れることができなくなります。
肺は呼吸を主っていますが、腎は深い呼吸、特に吸気を主っており、
肺と腎は互いに影響して呼吸活動と水液代謝の働きをしています。
腎の納気作用が弱まると、肺の気を全身に散布する力が弱まり、
アレルゲンに侵入されやすい状態になってしまいます。
このように中医学では関係する臓器を考えることも大切です。
呼吸器系に症状が現れることが多いですが、肺、腎、脾のケアもお忘れなく!
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