近視

近視の正しい原因は、現在のところ
はっきりとはわかっていませんが、
遺伝的な要素と環境が関係する
と考えられています。 
 
中医学的にみると
中医学的に近視を捉える場合は、
眼精疲労や視力低下も含めて全般的に捉え、
その方の体質や生活をしっかりと把握して
タイプ別に分けて判断します。

★タイプ別
●肝血不足による近視
なんらかの原因で肝血が不足すると
目を充分に栄養することができなくなるので、
眼精疲労や視力低下の症状が起きたり、
目の周りの筋がピクピクする
などの症状が現れます。 

●肝気鬱滞による近視 
肝は臓腑の中で最もストレスに弱い臓腑
と言われています。
ですから、ストレスが多いと、
肝の気の流れが悪くなり、
身体を構成している
気・血・水の流れが悪くなるため、
本来目を栄養するはずの、気や血の流れが滞り、
視力の低下や目の疲れが起こります。
 
● 腎虚による近視
 腎の先天の気が少ないと、
比較的低年齢から近視や弱視の症状が
出ることになります。
また、年齢を重ねることにより(加齢)、
後天の気が消耗しても、
このタイプの近視は起こります。 

●脾気虚による近視 
 後天の気を作り出すのは、
脾の働きによるものです。
ところが、飲食の不摂生により、
生まれた後のエネルギーが
しっかりと作ることができないと、
気も血も水も不足してしまうため、
視力低下の症状が現れます。

このように要因は様々ですので、
その方の体質にあったケアをしましょう。

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