腱消炎は指を動かそうとすると痛みます。
骨と筋肉は腱(けん)でつながっています。
腱(けん)は腱消(けんしょう)という
サヤ状のものを通っています。
一定の運動をしすぎると、
サヤと腱の間の摩擦によって
炎症がおきます。(腱消炎)
急性の場合 腱に沿って細長く腫れて、
押すと痛みがあります。
すぐに冷やして、負担のかかる運動を
やめれば、そのまま治ります。
しかし作業を続けると、指から手首まで腫れ、
炎症が治まってからも、指を動かすと痛み、
指の付け根が太くなったままになります。
腱消炎が起きやすいのは、
親指(他の指よりもサヤが細い)
指の曲げ伸ばしの時、パキっと音がして
バネのようにギクッと動くから
バネ指と呼ばれます。
また(弾発指)だんぱつしと呼ばれます。
(ピストルを撃つ時の動きに似ている)
長時間指を使ってもなんともない人がいるので、
それだけが原因ではありません。
バネ指の共通点
ビールと限らず冷たい飲み物を
ガブガブ飲む人に多い。
つまり、大腸を冷やすとバネ指が起きやすい。
すなわち、ビールを毎日飲んで腹を冷やし、
冷房で足腰を冷やし、
シャワーだけでひと夏過ごしたら、
秋になってバネ指が発症しやすいわけです。
何故大腸が冷えると指の症状がでるのか?
経絡で考えると、肺と大腸はつながっています。
手首の少し上で、大腸経と肺経は連絡している。
親指の腱は親指の付け根で、
人差し指とつながっている。
ゆえに親指に症状がでる。
又冷房などで、腰を冷やすと同時に、
冷たい空氣を吸い込み肺臓まで冷やしてしまうと、
親指が動かなくなる。
特に就寝中の冷房には気をつけましょう。
改善法
神氣精油 (緩) をつける。
(陽渓)(合谷)(太淵)
弾力包帯で固定する。(指を動かさない)
腰、腹、指をあたためる
神気精油 采をつける。
今年の夏は腱鞘炎にならないように
過ごしましょう!
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